尺八とDUO
藤枝市在住のプロ尺八奏者、縄巻さんとの初顔合わせDUOライブを演ってきました。会場は藤枝市にある『ホームケア』というリフォーム屋さんのスタジオ。 とても素敵な空間でした。
一週間前に、選曲をかねた軽いリハをやっただけでの本番は、なかなかスリリングでした。でも、DUOという如何様にも対応可能なフォーマットなので、何が起きても臨機応変に対応するという緊張感が、良い演奏につながったのではないかと思います。
縄巻さんの尺八は、メロディをとても大事にして、無駄な音は一切なく、シンプルにストレートに歌います。心にうったえかけてくる音色が素晴らしい。
僕自身、今回は、あまりジャズにこだわるつもりはなくて(ご存知の通り、普段の僕は、ジャズというジャンルがどうあるべきかという点については強いこだわりを持っていますが)、打ち合わせ不足でも、なんとか結果を出そうとするジャズ・ミュージシャンとしての現場対応力を活用して、縄巻さんの尺八をサポートできればそれで良いと考えていました。
異分野のコラボレーションというと、シナジー(相乗効果)を狙ったはずが、むしろどっちつかずの中途半端な内容になってしまい、どちらの愛好者にとってもつまらないものになってしまうケースが多いので、とにかくそれだけは避けたいと思い、演奏しながらも、方向性を探り続けました。
ピアノにソロが回ってきた時は、完全に1人になりますので、そこだけはジャズ・ピアノのソロ演奏として、100%ジャズ・モードに持っていくようにしてみました。一方で、伴奏にまわった時は、無理にジャズっぽくせずに、尺八を引き立たせることに専念しました。
もっとも、曲全体のバランスもありますので、全ての曲で、うまくモードを切り替えられたという訳ではありませんでしたが....
おかげさまで、御来場くださったお客様には、喜んでいただけたようで、良いライブになったと思います。
「ジャズのライブを聴いてみたくなりました。」という声も多かったですし、たまには、こういうコラボレーションの企画も良いものですね。









